銀杏

只で手に入るおつまみ

毎年この時期(9月~10月)散歩していると道端から只でとてもおいしい秋の味覚が簡単に手に入れることができる。

イチョウ(雌木のみだが)木の下に落ちているオレンジ色のくさいやつです、知っている人は当たり前のように拾っていくが(知っていても面倒くさかったり臭いのが嫌で拾わない人の方が多いかとおもいますが・・・)案外そのオレンジ色の木の実の正体を知らない人も多い(ライバルが増えると簡単に落ちていなくなるかもしれないから困るけど)。

私の妻も銀杏というものはもちろん知っていたけれど、私と付き合って私が教えるまではイチョウの木の下に落ちているオレンジの臭い実の中にお店で売っている形のいわゆる銀杏というものが入ってるとは知らなかったようだ。

銀杏拾いのきっかけ

私が銀杏を拾うようになったのは小学校3年生の時である。

ある日たまたま放課後友達が何やらオレンジ色のちょっと匂いのきつい実を3個程持っていて「帰ったらこれを炒って食べるんだ」と言ってた。

そのころ住んでいた近所にはイチョウの木は殆どなく、その周辺で銀杏が落ちている事を目にした事が無かった。

ただ、私がその前に住んでいた近所の神社の境内の後ろの柵を超えたところに得体のしれないオレンジ色の実が秋になると沢山落ちていたのを思い出し(その時はそれが銀杏というもので食べられるものであるという事を知らなかった)「俺、それがいっぱい落ちているところを知っているよ」と私、その日に友達5人で拾いに行くことになった。

駅でいうと2駅離れたその場所に友達5人で到着。

【落ちている場所を知っているとは言ったものの2年前の話、友達をここまで連れてきてもし無かったらどうしよう・・・】と思いながら現地に到着、私の心配は無用であった。

柵を乗り越えなければ取れない場所にあるので大きい実が拾われる事無く大量に落ちている【良かった・・・】ほっとした瞬間であった。

そして、右見て、左見て誰もいないことを確認して「よし行けっ!」一気にみんなで柵を乗り越える。

しかしそこには思わぬ敵が待ち構えていた。

大量のやぶ蚊である。

入った瞬間から振り払うのもお構いなく襲い掛かってくる。

たまらず全員一旦退散。

みんなで話し合い10秒作戦で行こうということになった。

それは、柵を乗り越えてから10秒で拾えるだけ拾い、一旦退散するというもの。

それを3回程繰り返し5人で50個程集めた(本当はそのまま拾ってくればもっとたくさん集められたけど、言い出しっぺの友達に教えてもらったやりかたが、その場で踏んで中の種だけ取り出すという事だったので時間がかかりそれしか採れなかった)私はもう少し採りたかったけどその日のリーダー(言い出しっぺの友達)が「これで十分だよ、こんなに採った事無いよ。」と言い、皆も蚊にくわれるのが嫌なようであったので終了。

採った銀杏をその友達の家で塩を振ってお姉さんに行ってもらい初めて食べた時とても美味しかった。

それから毎年この時期になると銀杏を拾ってきては塩を振ってフライパンで炒って食べるようになった。

味もとても美味しいけど、何より身近で(わざわざ遠くに出かけず散歩のついでに手に入れられるもの)自然と出来たものを自分で採ってきて(木から落ちたものを拾うだけど)それを食すというのが趣がありとても良い、それが簡単に只で出来るのが尚更に良い。

私の妻も当初はあの匂いと拾ってきて実の中から種を取り出す面倒くささ(やってみるとそうでもないのだけれども)に難色を示し私が拾ってきても文句を言うばかりであったけれども、今では私以上に銀杏をひろってくるようになり、「自然の恵みだね、美味しいね」といいながら軽く一杯ひっかけながらつまみにして食している。

秋に只で楽しめる身近な行楽である。

拾ってきた銀杏の中から取り出し洗って乾かす(渇くと臭くなくなる)、それをフライパンで炒って少々塩を振り食すととても美味しい。

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